恋愛不満
初恋


私の名前は前谷郁江(まえたにいくえ)。



初恋は高校2年生の終わりごろだった。



普通に友達もいて、普通に明るく過ごす平凡な毎日だった。



でも、ある日私はクラスのトップの女子に嫌われ目の敵にされた。



それは只のどうでもいいことだった。



私がその子よりもいい点数を取ったから…私が勉強を頑張った功績がその子より良かっただけだ。



私は学校に行けなくなった。



それが、高校1年の終わりごろの話。



毎日、兄達が家を出てから起き、スマホをいじり漫画を読み寝てまた起きる、ただの平凡な毎日だった。



前よりも、少し静かで前よりも時間の流れがあやふやになっただけ。



結局は、平凡な毎日だ。

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