ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「ありがとう、渉くん!本当にありがとう」




「もうお礼はいいから、早く行きな」





私は最後に深々と頭を下げると、空き教室を飛び出した。








やっと気づいた。





やっと気づけた。





この謎の病の正体。





ドキドキと加速する鼓動。


徐々に熱を持ち出す頬。





これがどういう意味なのか、ようやく分かった。





蓮に、蓮に、会いたいっ…!





ちゃんとこの思いを伝えなきゃ…!





そして私は学校を駆け足で立ち去ると、蓮の家の前までやってきた。
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