ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「えーっと…」





そんな様子をポカーンとした様子で私は眺めていた。





ウサギ?寂しい?





…だめだ、蓮の言ってることが分からない。





とりあえずお昼休み終わっちゃうし、私も教室戻らないと…





教室へ入ると、和葉ちゃんが興味津々と行った様子でやってきた。





「なずなちゃん!どうだった?」


「あー…えっと、今はそれどころじゃなくて…」





そんな私の様子に和葉ちゃんは首を傾げていた。





「ごめん、また今度話すね」





蓮、一体どうしたんだろう…?


なんか、これは面倒くさいことになりそうな予感…





昔っから機嫌悪くすると、中々直してくれないんだよね…


どうしちゃったのよ~…はぁ。





私は大きなため息をつくと、そのまま机に突っ伏せたのであった。
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