僕等のネイロ
家を出るともう直人が居た。


「おはよ。今日は自転車??」


「うーん。自転車」


「ダイエットは??」


直人はにやりと笑った。


「いいのー!!」


そう言って自転車を走らせた。


「あ、お父さんがね、がんがん働いてくれ新星!!だってー」


「マジ!?期待されてんね俺等」


「ねー頑張ろうね!!」


「あったりめー!!ずっと5人でやっていくんだよ」


「ねー!!」


そんな他愛もない話をし続けていたら、いつの間にか学校だった。
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