僕等のネイロ
嘘…。
お兄ちゃんに彼女が居るのは知ってた。
でも…まさか美里だったなんて…。
「アンタに復讐してやりたかった。許せなかった。春樹がどんなにつらい思いをしてたか…!!なのにアンタは…!!」
「バーカ」
振り向くと、直人が立っていた。
「一番苦しんだのは悠に決まってんだろ。未だに墓参りだって行けない。怖くてしょうがないんだよ。お前なんかよりつらい思いしてんだよ」
「うっさい!!アンタに何が分かるのよ!!」
美里が叫んだ。
「ごめん…ね。私さえ居なければ、お兄ちゃん、幸せになれたのにね。私が死んでればよかったのにね…」
「バカ言ってんじゃねー!!死んでいいヤツなんて居ない。それは悠菜も分かってるだろ!?」
葵くんが言った。
「私…どうしたらいいのかな…どうやって償えばいい??お兄ちゃんはどうしたら許してくれるかな??」
お兄ちゃんに彼女が居るのは知ってた。
でも…まさか美里だったなんて…。
「アンタに復讐してやりたかった。許せなかった。春樹がどんなにつらい思いをしてたか…!!なのにアンタは…!!」
「バーカ」
振り向くと、直人が立っていた。
「一番苦しんだのは悠に決まってんだろ。未だに墓参りだって行けない。怖くてしょうがないんだよ。お前なんかよりつらい思いしてんだよ」
「うっさい!!アンタに何が分かるのよ!!」
美里が叫んだ。
「ごめん…ね。私さえ居なければ、お兄ちゃん、幸せになれたのにね。私が死んでればよかったのにね…」
「バカ言ってんじゃねー!!死んでいいヤツなんて居ない。それは悠菜も分かってるだろ!?」
葵くんが言った。
「私…どうしたらいいのかな…どうやって償えばいい??お兄ちゃんはどうしたら許してくれるかな??」