僕等のネイロ
「家この辺だったよね??」


「うん。そこの」


「何か懐かしいー!!」


「変わってないでしょ」


「うん。全然」


「あれ…さっきの金髪の男じゃない??」


直人が指差した先には葵くんが居た。


「あ…葵くん」


「彼氏??」


「違うよー」


葵くんが私の存在に気付いた。
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