隣人が世話焼きな件について

〜面接に行きましょう〜



翌日に就活サイトのメールで面接日のお知らせが来た


私の一次面接は来週の水曜日14時から



面接の案内を見ただけで緊張し高鳴る心臓に当日が不安になる










夕飯の時にいつものダイニングテーブルで鶏の唐揚げをかじるこうちゃんに「面接ってどんな感じ?」と聞いてみる


今日の夕飯は鶏の唐揚げとサラダ、小松菜とシラスの炒め物に私の好きななめこの赤出汁



「一次面接の日程決まったの?」


口に入れていた唐揚げを飲み込んでからこうちゃんが質問で返してきたので、「うん、来週の水曜日」と答える


「一次面接は大抵3〜5人の集団面接だと思うけど、質問される内容は会社や面接官によって様々だから最低限、志望動機と自己PRだけ準備しておけばいいんじゃないかな?」


「えっ?そんだけ?」


もっとこう…こんな質問があるよとかないの!?


「面接官が知りたいのは質問の『答え』だけじゃなくていかに自分の考えをまとめて表現できるかってとこだから、用意された模範解答なんかじゃなくて、質問に対する本当の『応え』が見たいんだ」


『応え』???

漫画なら私の周りには『?』マークがいっぱい飛んでいるだろう


「ふふ、集団面接はさ他の人の答えを聞いてる態度とかも見られてるんだ。ちゃんと聞いてれば自分が話す時に『彼が言ったように〜』とか混ぜ込めるでしょ?同じ意見だとしても見解が違うかもしれないしね。それに、いいことを言っていたとしてもふんぞり返って言ってたら伝わらないよね。」


なるほど…





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