『星が綺麗なあの場所で。』
この場所で




あたりを暗闇が覆う中で、ひときわ輝いている星があった。




月にも負けないくらい綺麗に輝くその星に、私はつい、見とれてしまう。




「なんて綺麗な星なんだろう」




その星を見ていると、優しく暖かい風が吹いてきて、私の髪をなびかせる。




星を見ながら風にあたっていると、ふとあの時のことを思いだしてしまう。






「あの人、今どうしてるかな」





きっとあの人は、もう私のことなんか覚えていないんだろう。そんな気がした。





あの約束なんか…忘れてるよね。





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