MAYBE TOMORROW
わたしはなんの工夫もないありきたりの挨拶をする。
ピョコンと小さく頭をさげながら。

我ながら情けないと思うのだが仕方ない。

「こんにちは」

お兄ちゃんはなんの屈託もない。
わたしはほかに何か言わなきゃともじもじしながら
必死に言葉を探したのだけれどとうとう見つからなかった。
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