貴方ことが好きです・・・・泡沫の桜
桜の木下 海~佐藤へ
桜も凛も二人して顔を紅らめ息を切らせていた。下校前に呼び止められたのか鞄は二人とも持ったまま走ったせいか疲れきった表情もしていた。
 海「貴方はどこの誰なの?私何がなんだか分からないわ」少し怒ったように言う表情と裏腹に紅くした表情がなんとも綺麗に見えてしまった。
 佐藤「僕はただ、そのなんかされてるなって思って。守らなきゃいけないように思ってえっとつまりだだの普通コースクラスの佐藤 凛です。」
 海「的を得ない回答ね。凛さん。ありがとうございます。お礼は言わないとね。髪の毛切られちゃう所だったから」
 佐藤「綺麗な髪なのにきるんですか?もったいない」
 海「貴方も私の事顔とか体とか頭の良さとかで近寄って来たんでしょ」
 佐藤「いや、貴方を見るのは初めてで、えっとその桜の木と並んで見ると余計綺麗に見えるなとか頭中ゴチャゴチャでえっとゴメンなさい。僕、本当に何か急に守らなきゃいけない、一目惚れしたのかな?えっとそのつまり、お付き合いしてください。絶対にお守りします。」やばーい佐藤凛、今世紀一番のピンチてか何言ってんだよ(泣)
 海「ぷぅふふ。もう、桜の木、新芽がでてて花も何もないじゃない。面白い人。私は色々な人見てきたけど桜の木で花もないのに比べられるなんて思ってもみなかった(笑)。私は刀坂と婚約させられてるらしいの!でも、貴方が守ってくれるなら貴方を愛しあげる」
佐藤「僕、頭悪いし、ルックスも」しっといって口に彼女の手がかざされた。
 海「海 桜。親に今反抗中だから宜しくね。今日は帰らないと運転手さんきてるからバイバイ」
 佐藤「分かった。明日から」海「彼女になるんだよ。バイバイ」
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