mon amour.
第3章

遥瑠夏side

次の日


私たちは昨日同様車に乗って病院に向かった



「あ、今日さ、俺んとこ手術あるから遅くなるようだったら先帰ってていいから」


ああ、昨日言ってた子か


「駿介君に媚び売ってる子のオペ?」


そう聞くと駿介君は肩を揺らせてびっくりしていた



「なんで、それ」



「私の情報網舐めないでよねっ笑
桜花が教えてくれたわ」



そう言うと隣で藤井さん…ってちょっと困ったように笑ってる駿介君



そんなに知られたくなかったのかな



と思ったけど聞かなくてもいいことだし聞かないことにした




「着いたぞ」



「ん。ありがとう」

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