太陽のように、眩しいあなたへ。



今日は、日曜日。

いつもの通勤時とは違いガランとした車内。ぼーっと窓からの景色をただ見つめていた。

「予約いっぱい入ってるから、急いで準備しないとな。」

そんな事を考えながら通勤する、なんの変わりも無い日常。


平日の早番の時、いつも同じ車両に乗り合わせる少しタイプな人が、「いつも見てました。」って突然話しかけてくれないかな。

電車に降りた瞬間、ぶつかった人が「一目惚れしました。」って腕を掴んでくれないかな。


ありもしない妄想を膨らませる通勤時間。私にはアキがいるのに。5年も居ればときめきが欲しくなるのも当然なのか。


いつもの流れる景色をぼんやり見て、今日もいつもと同じ1日を終えるんだろうとぼんやり思った。



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