盲目の蝶

そこら辺の生徒

俺は理事長室に向かってく奴の後ろ姿を見ながら感嘆の息をついた。

「あんな人形みたいな奴って本当にいるんだなぁ」

ふわふわの黒髪に小さな顔

そこに配置されたパッチリ二重の銀の瞳

銀なんて明らかにカラコンなのにとっても澄んだ瞳だった。

身長は170いかないくらいかな?


「理事長室を聞いてきたから転校生かな?」

また会ったら校舎の案内してやろうかなぁ?

「ってこれじゃあ俺がホモみてぇじゃん!ってか名前聞くの忘れたし!!」
< 7 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop