野球少年
第四章~甲子園~
 そんな生活が一年間くらい続いた。
 ある日、僕がいつものように練習していると、先輩に呼ばれた。
「練習中、悪いな」
「いえ、大丈夫です。どうしましたか?先輩。」
「いや~、お前甲子園に出る気ないか?お前は野球部で一番練習していて、だいぶ上手くなったからな。」
「でてみたいです!」 
「そか。なら、三ヶ月後試合だ。ちなみに、対戦相手は俺たちが前戦った東南高校だ。」
「分かりました。頑張ります!」
「おう!」
そう言って先輩は僕にチャンスをくれた。


 それから、三ヶ月がたった。僕は、部活で最初一番下手で目立ってなかったのに、今はリーダー的存在になっている
 三ヶ月僕は一生懸命練習した。僕は試合前みんなに、
「今までの練習を出そう!」
と言った。みんな頷いてくれた。

 試合が始まり、みんな一生懸命だった。しかし、相手も強いので九回の裏の裏の攻撃の時点では負けてしまっていた。その後、相手の隙を狙い、僕達、欄王学園はサヨナラ勝ちをすることが出来た‼みんな嬉しくて涙がでていた。僕ももらい泣きしてしまった。

ー僕はこれをきに前よりもっと野球が好きになり、仲間も好きになった。ー
 
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