君と私の約束

何気ないものが大切に変わってゆく

とにかくそんな感じで、一週間がすぎた。


私は、病院にきていて、衝撃の事実を告げられた。

「もう愛梨さんの命は1ヶ月もつかどうか…」


「え?半年、じゃなかったんですか!?なんで私なんですか!?なんで?どうして?ほかの人がなればいいのに!!」


「落ち着いてください。薬でもっと進行遅らせることも出来ます。ですが、遅らせたとしても半年も生きられる確率はゼロに近いです。この話を聞いて、家でゆっくりのんびり今までどうり過ごすか入院するかは、あなたに任せます。」

そんな医者の話を聞いて、お母さんはただ静かに泣いていた。


もう本当に短いんだと思った。


そう考えた時、

大輝、美優、亮太の顔が思い浮かんだ。


心から、一緒にいたいと思った。


入院しようっていうままの言葉も無視して、「治療をせずに今まで通り、生活したいです。」

と、言っていた。
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