☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
プロローグ

「ゆ~り~ちゃんっ♪」

昔からそう言って、
夢璃のとこに走ってきた。

「夢璃先輩っ♪」

毎日、夢璃の名前を呼んで
抱きついてきた。

どこかに、嬉しい自分がいた。

ずっと自分の気持ちに気づいてなかった。

けどね、君が離れて初めて分かった。

君が隣にいてくれたから、笑顔でいれた。

君がどんな時も助けてくれたから、
元気になれた。

当たり前が、当たり前じゃなくて。

この気持ちが当たり前だと
思ってたのに、違って。

好きだって、愛しいって気づいて。


後悔なんてしない。

ずっと、一緒に歩いて行くって決めた。


『愁君、大好きっ♪』


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