☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
理由
――夢璃――

「…んんー…。」

目が覚めた。

今日は…、学校だっけっ?

何曜日……?


そう考えてた時。

「……んー。」

横で声がする。

「………あ。」

昨日の事を思い出した。

どうりで、温かいと思ったら。

横を見ると、愁君の顔があった。
ずっと、抱きしめてくれてたんだ…。

「…まだ…、眠い…。」

そう言って、私を引き寄せてきた愁君。

「ちょ……。」

起きようと思ったんだけどな。

ふと、愁君の寝顔を見た。


……格好いい…。

というか、可愛いというか…。

見とれてしまう。

この人が、私の彼氏なんて自慢だな。

とか、思ったり。

髪を触ってみた。

「…んー…。」

愁君が反応する。

可愛い。

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