サマーバレンタイン
「お兄ちゃぁんー……」




どうしても、彼女の涙を止めたくて、


力になってやりたくて、




……気づけば、彼女の体を抱き締めていた。




「っ……⁉」




彼女が小さく息をのむ声が聞こえた。



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