君から最後の恋文 〜love-letter~

8枚目



恋文がいなくなっても

やっぱり、時は過ぎていく。



俺と恋文の親友以外の人は先に進んでいく。


いや、彼女だってきっと前に進んでいる。



頑張って笑って、他の友達だっている。





「あのっ、星川くん」


人通りの少ない廊下。


「好きです、付き合ってください!」


あぁ、やっぱりか。




「ごめんな、恋文が好きだから」
< 101 / 226 >

この作品をシェア

pagetop