君から最後の恋文 〜love-letter~


積もってキラキラしてる真っ白な雪さえも

今はただ、冷たいだけの邪魔者。



寒い日は、恋文の手を繋いで


『温かいね』って恋文が言うから

『温かいな』って微笑んで


それだけでもっと暖かくなったのに。



今はもう、

『寒いね』

って君の声さえ聞けないんだ。

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