君から最後の恋文 〜love-letter~


優しく笑いかければ恋文は頬を染めて俯いた。

『あのね…っ』

『うん』



耳まで、真っ赤…


『ヤキモチ、焼いたの』


上目遣いで潤んだ瞳で見つめられて

心臓なんて、いつもの倍くらい早い。


『だってね…私ね』



優しく微笑んで、俺の背中に手を回して。












『星川くんが、好きなの…』


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