君から最後の恋文 〜love-letter~
ネックレスの入った小さな箱を
1番上の引き出しにしまう。
「あ、手紙書かねぇと…」
イブのデートでは手紙とネックレスをあげることにした。
最近では、手紙を書くのも慣れてきて
引き出しから水色の便箋を取る。
喜んでくれるだろうか。
前みたいな、
向日葵のような笑顔を見せてくれるだろうか。
だって、ここ最近
あんなに輝く恋文の笑顔を
見たことが、ないんだ…