「好き」その一言が言えなくて
はじまり
出会い
私(小原楓)は今日から高校三年生!
いつもだったら8時過ぎくらいに学校につくように登校するんだけど、今日は準備早く出来たし早めに出るか!ってことで、早めに登校。
私は自転車通学だから駐輪場に自転車をとめて、いつも通り向かい側に自転車が止まってるかどうかを確認する。
「あ、あったアイツの赤い自転車」
もう何回目だろうこの光景を見るのは。
ちなみにこの自転車は葛城隼人(かつらぎはやと)のもの。
隼人は私の大親友であり家族みたいな存在であり
…私の大好きな人。