最後の歌



この日は雪が降っていたのに
お客さんが多くて大変だった。


あたしも休む暇なく忙しく
働いていた。




そんな時、ともに話しかけられた。











「あの、注文いいですか?」



これが、ともの第一声。




だからあたしも


「はい!!お伺いいたします!」

って返した。






客と店員って立場だから
当たり前の会話。



他のお客さんと同じで
最初は全く気にならなかった。







だけど……。


『ただのお客さん』ではなくなる出来事があった。









< 5 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop