愛されたくて
涙の訳

それが私の初めての
援助交際の相手だった…


空を見ながら
昔の事を思い出した。
いつも体を売る時夜の空を見て
ぼーっとして泣いてるなあ。
本当馬鹿みたいに汚い自分…



「あ。やばいこんな時間か」

いつの間にか時計を見ると10時になっていた。
煙草を箱から出し
加えながら
部屋に入って
アイロンのスイッチを入れて
またベランダに出て
援助交際の相手に電話をかけた。


コール二回で出て
ビックリして
あわてて

「もしもし?」

と声を出した。
煙草に火をつけ。
一息夜の空に吹いて
これから準備するよーと
伝えた。

ピッ

電話を切り

煙草を灰皿に擦り付けて
火を消し
部屋の中に戻り準備をする。
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