二人の距離15cm
-華side-






分かってた。









こーなることなんて分かってた。









だけど近づくにはこの方法しか見つからなかった。








地味でも相手にしてくれるって聞いたから、私でもって思った。









優しい遠藤先輩は私を抱いてくれた。










でもね苦しくて苦しくてしょうがなかった。










こんな私を1度でもほんの一時でも、見てくれたのに、私って自分のことしか考えてなかった。











先輩からしたら迷惑だったに違いない。









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