末っ子
「ゆさ、ごめーん。待った?」

どこぞやのカレカノ風に言う

憎いくらいに可愛い幼馴染に皮肉をいう。

「待ってないと思った?」

つきはへへへっと可愛いらしく微笑んで

自転車にまたがった。

「それじゃあ。ゆさ、出発進行~‼」

テンションがいつもより高いつきに

呆れながらも私は微笑み返した。




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