永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
*決心*
【小梅サイド】


「ぅっ……ひっ……く……」


涙は止めどなく溢れでて
止まりそうもない。


敦……


あれはあたしに言われた言葉じゃない


紗江子に言われた言葉なのに……

あたしは咄嗟に家から飛び出していたんだ。


行き着いた場所は公園。
ここなら誰もこないと思って
ブランコに座り泣いていた


「あれー?こんなとこで何してんのー?」


ふと顔を見上げたら大学生くらいのチャラそうな男。


「やっべ!かわいい!」


は?あたし、すっぴんなのに。


「泣いてるの?まー、俺と遊べば楽しくなるよー。」


「やだっ!」


有無を言わさずあたしの腕は彼に引っ張られる。


あたしはなんとか足で踏ん張って見せるがやっぱり女のあたしの力では敵わずいとも簡単に引っ張られてしまう



やだ!
助けて!敦!




バカだね。あたし……



追いかけてもこないのに
敦のこと呼ぶなんて



バカみたい---------------




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