恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
仕事帰りに駅前の居酒屋に入る。
チェーン店ではないので、少しだけお高いが、個室みたいになっていて、話がしやすい。
もう2人とも若くないので、賑やか過ぎるところは苦手なのだ。
そんな店で、美波の怒った声が響く。
「キスさせなかったって?!あんたねぇー」私は唇に指を当てて、シーッと言って、
「美波、声が大きい。」
「な・ん・で?。ナナコはリュウの事が好きでしょう?」と当然のように聞く
「わ、私が、リュウを好きだって言った?」
そんな事はみればわかるでしょ。とアッサリ返される。
「リュウに恋人がいるかもしれないのに、…そんな事は出来ないよ」と言うと、
「他に恋人なんて、いるわけないでしょう!
…もしも、もしもよ、リュウに恋人がいたとしたら、
ナナコはリュウを好きにならかったの?」
「…好きになったと思う。
でも…恋人がいたら、好きになっちゃいけないって思ってる。」と今の気持ちを言って、
「まだ、失恋する準備が出来てないの」と小さな声で続けた。
「もー!!焦れったい!!
なんで、お互い好きなのに、気持ちを伝え合わないかな?
リュウも、修一君に遠慮し過ぎだって!」と、かなり興奮している。
チェーン店ではないので、少しだけお高いが、個室みたいになっていて、話がしやすい。
もう2人とも若くないので、賑やか過ぎるところは苦手なのだ。
そんな店で、美波の怒った声が響く。
「キスさせなかったって?!あんたねぇー」私は唇に指を当てて、シーッと言って、
「美波、声が大きい。」
「な・ん・で?。ナナコはリュウの事が好きでしょう?」と当然のように聞く
「わ、私が、リュウを好きだって言った?」
そんな事はみればわかるでしょ。とアッサリ返される。
「リュウに恋人がいるかもしれないのに、…そんな事は出来ないよ」と言うと、
「他に恋人なんて、いるわけないでしょう!
…もしも、もしもよ、リュウに恋人がいたとしたら、
ナナコはリュウを好きにならかったの?」
「…好きになったと思う。
でも…恋人がいたら、好きになっちゃいけないって思ってる。」と今の気持ちを言って、
「まだ、失恋する準備が出来てないの」と小さな声で続けた。
「もー!!焦れったい!!
なんで、お互い好きなのに、気持ちを伝え合わないかな?
リュウも、修一君に遠慮し過ぎだって!」と、かなり興奮している。