だったらあんたが堕ちてくれ
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外に出ると冷たい冬の空気が、暖房により火照った顔を冷やす。
勉強で酷使された脳が新鮮な酸素を取り込み頭がすうっと軽くなる。
秀俊と一緒になって伸びなんかしてみる。
同じ姿勢を取り続けて固まった骨がパキパキといい音を鳴らした。
いい夜だった。
酸素は新鮮だし空気は澄んで気持ちがいい。
空には月が大きく輝いていて優しく地上を見下ろしている。
「うん」
もう一度新鮮な酸素を取り込んで、全身を巡るのを感じてからゆっくりと吐き出す。