キミと秘密の交換恋日記
・・・プロローグ・・・
いつも、教室の隅っこで一人、授業を受けているだけのどちらかといえば暗いわたしのクラスに転校生が来るとある日、担任の河口先生が告げた。

普段、教室の隅っこで大人しくしているわたしにはあまり関係のない話だ。

けれど、『転校生が来る』と知らされたときはどんな子が来るのだろうかとわたしも少しだけワクワクした。

「明日、来る子の名前は“四十川 怜(あいかわ れい)”くんだ。仲良くしてあげなさい。」

帰りのHRでクラスの担任の河口先生があらかじめ、転校生の名前を告げて教室を出ていく。

高校1年だったわたしはイケメンとかアイドルとかに興味があった時期。

四十川 怜という名前を耳にした瞬間、わたしはなんて格好いい名前なんだと胸が高鳴った。

関係ないのに…

“レイ”という名前は女の子でも男の子でもよくある名前だが私はその名前の男の子には会ったことがない。会ったことがあるとしても、あまり前に出ることがなく目立たないわたしになんて興味を持たないのだろう。

だから、会ったことがあるとしても知人以下の存在なんだ。
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