キミと秘密の交換恋日記
まず、アレイにメモ帳で聞いてみた。

――なにか、言いたいことでもあるんですか?――

アレイは吹き出し、わたしに言葉で言った。

「なんか小さい紙に言葉を書いてると、アイミンの言葉が詰まってそうだと思って?」

そんなわたしとアレイの言葉を聞いていたアルバートが話に入ってくる。

「たしかに四十川の言う通りだな。だったらさ、ノートでチャットしない?」

そう言ってアルバートが小さいサイズのノートを机の上に出した。

ノートを見たムーンがアルバートに言ってくる。

「その大きさも言葉が詰まるんじゃね?」

そう言ってムーンは昨日買ってきたようなスケッチブックを机の上に出す。

「これ、自由に使っていいから。俺達のチャットノートにしようぜ。」

そう言って、ムーンはスケッチブックに油性ペンで文字を書いていく。




   ―――チャットノート―――




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