空の色をおしえて
「やっぱり来たらまずかったのかな。でもすっごい綺麗だから、見られても別に良くない?」
何となく納得のいかないような気持ちになって、隼人君に詰め寄った。
「そういう問題じゃないと思うけどね」
苦笑いの隼人君。
「じゃあなんで怒ってるの?変だよ」
「僕……ちょっと色々と間違えたかも……」
と言って、わたしの頭からクマを外した。
何が何なのか頭が混乱し過ぎてショートしそう……
「もう、何なの2人とも、意味わかんない」