空の色をおしえて
母さんは彩花さんの苦労する姿をずっと側で見てきたから、わたしが絵の道を選んだことを反対しているのだと思う。
でも逆に考えると、努力は報われるんだということにはならないのかな。
それを証明し得る実力が彩花さんにあったとして、わたしには出来ないなどと、なぜ母さんが決めつけることが出来るのか。
出来るのか、出来ないのか。
そんなことはやってみないと誰にも分からないはずだ。
そんな切なる願いを受け入れてもらえることは絶対にないのだろうか。
挑戦することすら許してはもらえないのだろうか。