ホタル
「真依ちゃーん!」
「お、用事は済んだ?遅い時間だし、そろそろ帰った方がいいと思うけど…屋台みる?」
「ううん、大丈夫。帰ろうか。」
家に着いた私たちは、浴衣を脱いで、お風呂に入った。
今日は真依ちゃんに話すことが沢山あるから、布団を2つ並べて敷いてある。
「ねぇ真依ちゃん、寝るとき窓開ける?クーラー入れる?」
「うーん…暑いから、クーラーにしようよ!」
「わかった。じゃあ、窓閉めるね。」
窓に近づいた私は、窓近くの雑草にとまっている、ひとつの光を見つけた。
「また……会えるよね」
私の小さな呟きは、その光に届いただろうか。

