ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「でも、わたしは許してないから!
散々菜々いじめたくせに!」

「きよちゃん……」



もういいよ……
と思う反面、きよちゃんがあたしのために怒ってくれているのが嬉しかった

「ウサギ……」


教室越しから聞こえたあたしの
大好きな甘くて低い声。


「真くん!」


1週間ぶりに会えた-------


あたしは嬉しくて真くんに駆け寄った。
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