ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「うん。だからお昼食べよ♪
菜々の分も持ってきたから」


と、あたしにピンク色の
お弁当を手渡した。


「きよちゃん……ありがとう。」


きよちゃんはなんだかんだで
いつも優しい。


あたし、そういうとこ大好き。








「しっかし菜々はすごいねぇ。」

「ふぇ?何がぁ?」


場所は変わって食堂。


きよちゃんの言葉の意味がわからず
あたしは卵焼きを箸に持ったまま聞いた


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