真実
その傷は、私には重すぎたよ・・・。

一人で背負い込み、

身動きが取れずにいた。

一歩も動く事が出来ずに、私は、ただ呆然としていた。

皆は、新たな『夢』と『希望』を抱いて、今日、卒業していく。

私は、明るい扉など、学校生活で一度も見つからないままで、今日、ここに、卒業していく私が居る。
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