人生を変えた恋愛
良い人
一時間目から物理かぁ・・・
苦手なんだよね、物理。


しかも眠いし・・・


昨日の夜、家に帰ってかずと
メールで話が弾んだ。


直接はまだなかなか話せないけど
かずの事が嫌いな訳じゃないし
特に嫌な印象を持った訳でも無いから
かずからきたメールに対してきちんと返信した。


その影響で、睡眠時間は4時間。


凄く眠いけど、でもとても楽しい夜だった。




「朝日っ」


「奈津希、おはよ~」


「てかさ、かず、かっこよくない?」


やっぱりそう思ってたんだ。
昨日からかずに対する感じをみていて
なんとなく分かっていた。


しかも奈津希はかなりイケメン好きだし。




「うん!若干健ちゃんよりかっこよかったよね?」


ちょっと、鎌をかけてみた。
どんな反応するか。


「それはない!あたしはずっと健ちゃんだから!」


そうなんだ・・・
ほんとに大好きなんだ。
そりゃ2年も付き合ってれば当たり前か。
もう何があっても離れないって感じだな~



「だ・か・ら!朝日、狙うなら今のうちだよ?」


あたしがかずのことを好きと断定してるの?

ねえ、そうなの?


「え?あたしは別に好きじゃないよ」


「大丈夫!健ちゃんにも協力してもらうし!メールしとくからね」

とウィンクしながら言ってどこかに行ってしまった。






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