雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~
「……律」
抱きしめられる私を見て少し悲しそうに笑う律。
違う、律。
違うの。
「悪い、律……」
「お前…またひとりで抱え込んでんのか?」
「………別に、平気だ」
「平気なんかじゃないくせ…まぁ、俺のせいでもあるよな……ごめん」
2人の話についていけなくて。
何を言ってるのかわからない。
「じゃあ、俺帰るな…」
「雨…ごめん、またな」
「あ、うん…」
紫色から貰ったプレゼントをぎゅっと抱きしめて紫色の背中を見つめていた。