きっと、君に恋をする。
彼も部屋着に着替えていて、あの頃とは変わらない真っ黒なパーカー。
「れる」
重なった唇はあの頃のまま優しくて、温かくて、少し冷たい。
けれど、あの頃とは違う、キスの仕方。
愛でるようなキスに溺れて体を委ねる。
「このまま、ここでする…?」
耳元で囁かれた声にふるふると首を横に振って「ん」とだけ言った彼は私を抱えて寝室へ行く。
柔らかいベッドの上に優しく私を置いて、私に覆いかぶさる彼を見つめる。
何度やっても、やっぱり収まることはない心臓に、慣れることの無い彼の“男の表情”。