蒼姫様は、守られません!!② ~完~
ママの声でハッと我に返った
慌てて謝れば愛桜は「んーん、いーよ」と笑いながら言ってくれた
愛桜を連れて、部屋に行く
部屋に着いて暫く話した頃、愛桜の携帯が着信を告げる
「ん?あ、ごめん、雛乃。私だ」
「いいよ、ここで電話して?」
「ん、じゃあ、そうする」
眉を下げて愛桜が笑う
ニヤニヤとした笑いをアタシに向けて、電話に出る
そして、その理由はすぐに分かった
「あー、もしもし?海さん?」
ビクッと肩が揺れた
愛桜は愉しそうに笑いながら電話している
「うん、ふふっ、うん。あーね」
「あははっ、ううん、ごめん。なんでもないー、ふふっ」
せめて、笑い噛み殺しなよね
バレバレじゃんか
「なんだ、そのことー?」
雛乃、と小声で私を呼んだ愛桜に携帯を渡される
首を傾げて耳に当てれば...
――...もうるさいしさ、愛桜ちゃん頼むから雛乃に....
「アタシ?」
――!? 誰?
慌てて謝れば愛桜は「んーん、いーよ」と笑いながら言ってくれた
愛桜を連れて、部屋に行く
部屋に着いて暫く話した頃、愛桜の携帯が着信を告げる
「ん?あ、ごめん、雛乃。私だ」
「いいよ、ここで電話して?」
「ん、じゃあ、そうする」
眉を下げて愛桜が笑う
ニヤニヤとした笑いをアタシに向けて、電話に出る
そして、その理由はすぐに分かった
「あー、もしもし?海さん?」
ビクッと肩が揺れた
愛桜は愉しそうに笑いながら電話している
「うん、ふふっ、うん。あーね」
「あははっ、ううん、ごめん。なんでもないー、ふふっ」
せめて、笑い噛み殺しなよね
バレバレじゃんか
「なんだ、そのことー?」
雛乃、と小声で私を呼んだ愛桜に携帯を渡される
首を傾げて耳に当てれば...
――...もうるさいしさ、愛桜ちゃん頼むから雛乃に....
「アタシ?」
――!? 誰?