蒼姫様は、守られません!!② ~完~
羚くんが片言なのを完全にスルーして

ミルクティーを一口飲んだ



「羚くん、それ食べたら1回本家戻りなよー?」

「うん、そのつもりだけど」

「あっそー?

言い忘れてたけど

お母さんがホワイトライオン飼い始めたらしいから

食べられないようにねー」

「お兄ちゃんいなくなったら愛桜寂しいもんなー?」

「うーん、やっぱ食べられてきて♡」



全くすぐ調子乗る

お母さんとほんと似てるわー



「頭悪いんじゃない」

「今の流れでなんで急に!?」

「むしろ今の流れだからこそじゃない?」

「全然分かんないけど!?」

「あそ」

「みーおー...」

「うるさい」

「すいません...」



そしてサンドイッチを食べてから

羚くんは帰ってった

なんか余計な言葉が聞こえたけど

聞かなかったことにした
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