キャンディ☆
くじけそうになる気持ちを

自分のずっと奥にしまいこんで1歩ずつ

彼に近づく。


「お話したくてきました。

 ごめんなさい。」


泣かない・・・・

泣かない・・・・・・

ぐっと唇を噛んで堪えた。


彼は自力で起き上がった。

きっと彼も3日間、死に物狂いで

リハビリしたんだ。



私はその姿が後押ししてくれてるって

感じたんだ。


17歳の自分を裏切らないために

ここに来たんだ。



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