キャンディ☆
第28章 kei side

今日は久々に外で会う約束をした。

家まで迎えに行くと言ったが

彼女は駅で待ち合わせをしてみたいって

言い出して駅で待ち合わせてデート。


正直、なんだか照れくさい。


時間の20分も前に着いてしまって

車はパーキングに入れた。

駅まで車で来るのもおかしな話だが

彼女が望むことは叶えてあげたい。


もうじき春を迎える。

外の気候は少し暖かさを感じて

冬が終わることを告げているようだった。



駅の前で壁にもたれて立つ。

なんだか色んな人が俺を見てるようで

恥ずかしかった。


なんかおかしな格好してるのかと

鏡で見てみてもわからない。


早く来てくれないかなぁ・・・

いたたまれなくなって、彼女が来るのを

待ちわびた。
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