キャンディ☆

彼女の決意

買い物をした後、彼女を家へと

呼んだ。


彼女は今、うれしそうに買ったものを

開けて俺に見せてくれる。


彼女らしいかわいいものが多い。


俺にとっても生活に必要ないものは

いらないものだと思えるものでも

彼女はむしろそういうものを大事にするようだった。


そう、あのガラスのリンゴ。

あれのように、なくても生きていけるものが

彼女にとってもかけがえのないもののようだ。




彼女は元気に振舞ってる。

でも、なにか悩んでるんだろ?

どうして俺には話してくれないのかな?



俺は聞くことにしたんだ。


「なぁ、林檎ちゃん」
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