キャンディ☆
第8章 kei side

心の中

林檎ちゃんの写真は今、

俺の机の引き出しの中にある。


たまに開けては眺めてる俺は

かなりキモイ・・・


『どうしたもんかなぁ・・・』


自分自身のこの行動にいささか

困っていた。


ただの恋ならば、いつも通りに

相手を食事に誘ったり

遊びに行ったり

いい感じにもっていけるだろう。


今まで、自慢じゃないが俺は

モテたほうだと思う。


年上も付き合ったが年下とも

付き合ったこともあった。


でも、8歳下は・・・・

ちょっと犯罪?!

なんて考えて、自分をストップしている。


彼女が来る日の前はドキドキしたりして

まるで中学生にでも

もどったような気分だった。

俺は、結局、会ってしまって

本気になるのを恐れていた。


そのせいで、土日には

なるべく他の仕事を入れていた。


17歳の少女が俺の心をかき乱す・・

それが恐かった。
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