飼ってあげるよ、女王様…?
共犯
「ねぇ…こ、こうせっ…」








「うん、やっぱ似合うね」





「でっでも…なんかこの服っ短いし透けてるんだけど!」







「普通のメイド服じゃおもしろくないからさ?」








「ふざけないでっ!!!!」









パシャ










「あははっ!傑作だよこりゃ」










「あああああああああああああっ!ちょっ………何撮ってんのよっ……!」










「う〜ん…何か物足りないなぁ……っそうだ!」








「ちょっと聞いてんの!?」









「まぁいいからっ、目を瞑って」









「嫌よ!何仕出かすか分かったもんじゃない!」










「はぁ………逆らわないでって…言ったよね?」







「………っ分かったわよ、瞑れば良いんでしょ瞑ればっ!」







私、菅野零は、“ご主人様”の夢野康生に






『言われた事には何でも従う』




という命令をされている








なので私は康生の部屋で









普通よりもかなり露出の激しいメイド服に着替えさせられ









言われることに従っている所








「ヒッ!何これ!?」







「何って、猫耳と首輪付けただけだけど?」








「は、はぁ!?恥ずかしいわよこんなのっ!屈んだらパンツ見えちゃうし、胸元空きすぎだしそれにこんn」







「ねぇ」








「なっ、なn」







「さっきから言葉遣いがなってないんだけど?僕に使えるんだからさぁ…」











「でも康生…こんなんありえな…」








「ご主人様…でしょ?」












「はぁ!?…っうるさいわねっ!この変態がっ!誰がそんな事言うもんですk…」









グッッ







言い終わる前に急に強い力で、首輪に付いてる鎖を引っ張られ









私は康生にそのまま抱き寄せられる形になった










「ねぇ、何その口の聞き方?」









「ぇっ…その…だからっ!」









「何?もしかして、お仕置きされたいからわざとそんなことしてんの?」








耳元で囁かれる甘く攻める声










「はぁ?そんなんじゃ…」













そんな声で囁かないでよ









ー素直になれば良いのにー









えっ…やっ…そんなんじゃ…









こんな服、着たくないし…









わたしが康生に使えるなんて……










私は康生に…










「ねぇ、答えて?」









やめっ…その声にはっ…










なんだか逆らえなくなるの…









そんな声で言わないでっ…









嫌だ私こんなの









ー本当に?ー








耐えられない筈なのに










恥ずかしくて堪らないのに










嘘よあり得ない












こんな辱め許せないっ…









ー本当にそう?ー









こんなっ…おかしくなっちゃいそう









 
ーなっちゃいなよー











ちがっ…私、私っ…!















「どうされたいの?零…」











冷たくも甘い











私を呼ぶ声













あぁ………


























プチン


































「………そうですっ、お仕置きされたい変態メイドなんです♡だからっ♡お仕置きしてくださいっ///ご主人様ぁ♡」









「……っ上出来」













何かが私の中で切れた

















途方もない羞恥の中で















確かに甘い快楽と悦びを感じていた














ああ…
















早く



















早く虐めて
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