週刊誌ライター
第33章
     33
 会社での勤務が続く。


 だるかった。


 体も心も。


 でも、あたしだってその程度なら、出勤して通常通り仕事する。


 別に自宅マンションにいて寝てたり、スマホを弄ったりしてても、何も変わらないからだ。


 現実逃避できない。


 と言うよりも、現実逃避しない自分がいる。


 否応なしに朝が来るのだ。


 そしてまた世界は回り出す。


 逃げていても始まらない。


 それにあたしだって、この5年間でだいぶ変わった。


 朝が苦手だったのだが、得意になったのである。
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