週刊誌ライター
第215章
     215
 連休中はずっと寝てばかりだった。

 太陽がいつ出ているのかすら、分からない。

 朝も昼も夜も、とにかく寝通しだ。

 早く平常に戻ってほしい。

 心の奥底では、そう思っていた。

 昼間起きている時、コーヒーを淹れて飲みながら、タブレットやスマホでニュースをチェックする。

 一応、食事は作っていた。

 なるだけバランスよく、ご飯と味噌汁を用意して食べる。

 別にあたし自身、多少のノイローゼがあっても気にすることはないのだ。

 未だにあの人のことや親戚筋の暴力団員のことなどを考えてしまう。

 いい加減忘れたい。

 本音はそうだった。
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